第十回 話題のアレをmitasuで再現 ~シリーズ化を見据えて
登場人物
スズキさん
ムスメさん
旦那さん
「これ、mitasuを使って作れちゃったりしない?」
今回はそんな思い付きを検証してみようと思います。
挑戦するのは昨年、SNSをきっかけに大ブレイクしたジョージアの郷土料理「シュクメルリ」。
作ってみようと思うんだけど…
ツイートがバズって…
※トルコの右上にある小国。
2015年以前の日本での表記は「グルジア」
2019年、にわかに注目を集めたシュクメルリ
シュクメルリは「にんにくを世界一美味しく食べるための料理」といわれるジョージアの郷土料理。日本での知名度はほぼゼロに近かったのですが、約一年前、駐日ジョージア大使のツイートをきっかけに大ブレイク。2020年6月に行われた「第2回松屋復刻メニュー総選挙」で堂々の一位に輝き、2021年1月19日から期間限定での復刻発売が始まりました。
こちらがブレイクのきっかけとなったジョージア臨時代理大使のツイート
松屋で「シュクメルリ鍋定食」が復活
定義をざっくり調べたところ「シュクメルリとは鶏肉や野菜をガーリッククリームソースで煮込んだもの」とのこと。チキン、煮込み、クリーム…とくれば、mitasuでなんとか作れそうな気がします。これはブームに乗るしかない、と早速参考になりそうなレシピを検索。すると出てくるわ出てくるわ、クックパッドだけで84件ものレシピが見つかりました。「本場を知らない我が家流」から「ジョージア人伝授の本格派」まで、実に様々なレシピがずらり。牛乳の代わりに豆乳や鶏白湯を使うなど、自己流アレンジも盛んに行われているようです。
シュクメルリ!」って
提案もありだよね?
まずはリサーチ
シュクメルリの何たるかを知るために、まずは日清の「シュクメルリ鍋風ヌードル」を味わってみました。
具は鶏肉とさつまいも。あとはひたすらにんにく、にんにく、チーズ、にんにく…という感じ。最初から最後までにんにくの存在感が突出しており、ほんのり甘いさつまいもが箸休めに感じられるほど。なるほどこれが「にんにくを世界一美味しく食べるための料理」か。(おおまかに)把握した!
mitasuで再現できるかな
数あるレシピの中で参考にしたのはこちら
(https://cookpad.com/recipe/6029365)。松屋公認の公式レシピです。
今回はあらかじめチキンの味が入っているmitasuチキンを使うため、シチューの素は使いません。代わりに白ワインや生クリームで味を整え、松屋版シュクメルリに近づけたいと思います。
■ mitasuチキン 1袋
■ にんにく 好きなだけ
■ 生クリーム 100ml
■ 白ワイン 50ml
■ 鶏もも肉 1/2枚
■ 芋類 大1個
■ チーズ 好きなだけ
■ 塩コショウ 適宜
※見た目を本家に寄せるため、mitasuにあらかじめ入っている人参は事前に取り除きました
<作り方>
mitasuチキン1袋に含まれる水分量はおよそ250g。勘を頼りに白ワインと生クリームを恐る恐る加え、覚えたばかりの「松屋の味」に近づけていきます。
肉に焼き色を付け、すりおろしにんにくを入れて香りがたったら、mitasu、生クリーム、白ワインを加えてコトコト。途中でレンチンしたじゃがいもを足し、塩コショウで味を調えてさらにコトコト。最後にチーズを好きなだけ加えて完成です。我が家ではさつまいもが不人気なためじゃがいもで代用しましたが、里芋やねっとりした海老芋、かぼちゃなどでもおいしいと思います。
そして実食、結果は……