登場人物

スズキさん

ムスメさん

今回はまるっと他力本願スタイルでやってみようと思立ち、
暇そうな女子大生に話を持ちかけてみました。

ねえねえ、今度友だちの家に
泊まる時にさ…

？

mitasu持っていって
自分たちで何か作ってみてよ

え～、面倒…

面倒なことあるかい。
サイトにレシピ
（https://mita
su-
magazine.com/recipe/）
も載ってるしさ

うーん、まぁ別にいいけどォ…

と、まったく乗り気でない娘を雑に説得し、友人宅でのmitasuチャレンジをしぶしぶ了承させました。条件は「mitasuを使って何か作る。レシピはオリジナルでもmitasu公式のものでもOK。支給する予算1000円以内で追加の材料を調達すること」とし、レシピサイトのURLを送りつけて準備完了。さあさあ、包丁も満足に使えない不出来な娘が一体どんな料理をこさえますやら。

それから数日。第二のねぐらと化している近所の友人・Y香宅に泊まりに行くという娘にmitasuを持たせることにしました。

何ベースにする？今なら
全種類揃ってるけど

何がどうとか
全然分からないから
どれでもいいや

始終こんな調子の娘にひとまずmitasuポークを持たせ、一人暮らしの友人宅へと送り出しました。そして待つこと1日半。夜遅く帰宅した娘に食い気味で感想を聞いてみると…

どうだった？結局、
メニューは何にしたん？

Y香の希望でオムハヤシにした

レシピ通りに作ったの？

そう。ていうか、
私は見てただけだけど…

ハヤシもごはんも完食？

当たり前やん。
2人で白ごはん2合全部
食べ切ったわ

胃袋が若い…

名古屋出身のY香は京都で一人暮らしを始めて2年目の大学生。家では冷凍うどんを主食としており、好きな食べ方は「麺つゆで食べるざるうどん」という慎ましやかな女の子です。

Y香の感想は？なんて言ってた？

美味しかったし、めっちゃ簡単
って言うてた

そうでしょうとも。
もっとこうしたら良かった…
みたいな反省点はある？

うーん、ルゥはもっと少なくて
良かったかも

「ルゥ2～3個」とのレシピに従い3個使ったところ、少しくどさを感じたようで、「次は少な目でやってみる」とのこと。お、次があるのかナ？
あらかじめ材料が柔らかく煮込んであるため、調理時間が短いのも良かったとか。尚、材料費はスクランブルエッグ用の卵と市販のハヤシライスルゥ、合わせて300円ほどだったそうです。お肉を足したり、ミンチカツを添えたりしても良かったのに！　あくまでも慎ましやかな令和の大学生なのでした。