第十五回 続・話題のアレをmitasuで再現
登場人物
冷凍庫にある巨大なフォカッチャ、どうしようかな。在庫過剰のソーセージを使ってサンドイッチでも作ろうか……と、ぼんやり考えていた朝のこと。隣の部屋から「フォカッチャ……おうちでフォカッチャ……」というタイムリーなワードと「シャク…デス…シャク…」という耳慣れない単語が聞こえてきました。手元のスマホで調べたところ、どうやらPascoの新製品『超熟フォカッチャ』の新CMのようです。早速YouTubeでCMを見てみると、女優の杉咲花さんが何やらおいしそうな赤いスープにフォカッチャを浸して食べているではないですか。
「コレだよ!」
サンドイッチなんぞ作っている場合ではない、今作るべきはこのシャクなんたら。再びスマホでシャクなんとかの正式名称とレシピを調べると、「シャクシュカ」というイスラエルの料理であること、そして「パスタソースにトマト缶を加えてコンソメなどで味付けすれば出来上がり」という、超熟ならぬ超絶簡単な料理であることがわかりました。
これは…mitasuです。トマトベースのミタスベジタブルの出番です。
はじめてのシャクシュカ
ということで、第十回の「シュクメルリ」に続く再現レシピ第二弾をお届けします。
まずは足りないものを買いにスーパーへ。彩りのイタリアンパセリ、本場風の味わいに欠かせないらしいクミン、そして生のトマトかトマト缶を……そんなイメージで売り場をさまよっていたのですが、ふと「ミタスにトマト缶を加えるよりも、トマト缶代わりにmitasuを使うほうがいいのでは?」と思い直し、パスタソースを買って帰ることに(ちなみにイタリアンパセリを求めてスーパーを3軒ハシゴしたにもかかわらず、そんな洒落たものは京都市〇京区では手に入りませんでした。涙)。
創味のパスタソース『Haconese』シリーズの完熟トマトソース。このシリーズはどれもめちゃくちゃおいしくてリピートし続けています。
<作り方>
1. mitasuベジタブルとハコネーゼをときどき混ぜながら、中火で焦げないように温める
2. ふつふつとしてきたらクミンを振り、中央に生卵を落とす
3. 卵が半熟になったら火を止め、パセリを散らして完成。ほかほかに温めたフォカッチャを添え、食卓へ
料理を作ってみたよ!
CMを見るまでまったく知らなかったシャクシュカ。
チュニジア発祥とも言われるイスラエルの定番料理で、本来は具材としてにんにく、ベーコン、玉ねぎ、ニンジンなどが入るようです。今回は下記の音声レシピを参考にして作りましたが、残ったソースにショートパスタを加えたり、ジャガイモを添えても間違いないと思います。きっとチーズとの相性もばっちりじゃないでしょうか。この秋は、mitasuを使ったシャクシュカアレンジをぜひお試しください。